サクラが満開~散り始めの時期になりました(*^^)v
先週末はお天気も良く、お花見等を楽しまれた方も多いのではないでしょうか。
サクラという名称は野生種の他、園芸品種で300以上もあるサクラ属の総称です。
春の花木の代表で、公園・街路をはじめ個人の庭園でも植えられています。
野生種はエドヒガン、オオシマザクラ、ヤマザクラ、カンヒザクラ、マメザクラ等が
認められており、これらの変異や交雑などから数十種類の自生種が存在します。
野生種に比べると園芸品種の数は極めて多く、花弁の数や色、花のつけかた等を改良しようと
古くから多くの園芸品種がつくられ、日本では国有種・交配種を含め600種以上の品種が確認されています。
これらの品種の中には、天然記念物に指定されているものも少なくありません。
江戸末期に開発されたソメイヨシノは明治以降、全国各地に広まりサクラの中で
最も一般的な品種となっています。
サクラはヨーロッパ・西シベリア・日本・中国・北米・カナダ等で主に北半球の温帯に広範囲に自生しています。
歴史的に日本になじみの深い植物であり、その変異しやすい特質から特に日本で
花見目的に多くの栽培品種が作出されてきました。
このうち、観賞用として最も多く植えられたのが前述したソメイヨシノです。
観賞用として日本由来の多くの栽培品種が世界各国に寄贈されて各地に根付いており
英語ではサクラの花の事を『Cherry blossom』と呼ぶのが一般的ですが
日本文化の影響から『Sakura』と呼ばれることも多くなってきています。
サクラ全般の花言葉は「精神の美」「優美な女性」西洋では「すぐれた教養」も追加されます。
サクラとは開花のみならず、散って桜吹雪が舞う雅な様を日本人に精神に現しました。
開花時期が短いサクラの花を堪能しましょう(*’▽’)