先日はバレンタインデーでしたね(*^-^*)
日本のチョコレートの年間消費量の2割程度がこの日に消費されると言われるほどの国民的行事となっており
2000年以降は多様化しています。
女性が男性にチョコレートを贈ると同時に愛の告白をするといった主要目的以外にも
すでに交際中の恋人や、結婚している夫妻、子供同士でも行われるようになり
憧れの男性・女性に贈るケースや、上司や同僚、ただの友人などの恋愛感情を
伴わない相手にもチョコレートを贈る「義理チョコ」という習慣が定着していますが
義理チョコは1900年後半以降衰退傾向にあり2000年代後半から2010年代前半においてもその傾向は継続しています。
また、女性が女性へチョコレートを贈る「友チョコ」の動きが2000年代初旬より広まってきて
バレンタイン市場・商戦を支える存在となっており
特に2000年代後半以降、友チョコの市場規模は拡大傾向となっています。
バレンタインデーにおけるチョコの売上停滞に危機感を抱いた関連業界の企業において
友チョコを重視したキャンペーンを行ったり、男性が女性にチョコレートを贈る「逆チョコ」といった
様々な展開で消費活性化を図っています。
また、輸入品や高級品のように店頭在庫が珍しいものを自らのために買い求める
「自分チョコ」を行う者も2000年代以降増えています。
2010年頃より、日本の花業界(主に花小売店)が「フラワーバレンタイン推進委員会」を結成して
バレンタインデーを「男性から女性に花を贈る日」として定着させようとする動きも起こっています。
皆様はチョコレートを買われてバレンタインデーを楽しまれましたか?