2022年・冬季オリンピックが開催中ですね(*^-^*)
毎日の熱戦の様子を見るのが楽しみです。
冬季オリンピックの歴史をご存知でしょうか?
冬季オリンピックは1924年、私達が普通『オリンピック』と言っている夏の大会に28年遅れて始まりました。
第一回大会はアルプスの最高峰モンブランのふもとにあるリゾート地
シャモニー・モンブラン(フランス)で開かれました。
しかし、実はこの大会はフランスが主催、国際オリンピック委員会(IOC)が名目的に後援として
実施された『国際冬季競技週間』で、これを翌1925年になってIOCが『第一回冬季オリンピック競技大会』
として”追認”した、という奇妙な経過をたどってやっと日の目をみたものでした。
スキーやスケートは冬の間、雪と氷に閉ざされる地方で交通・輸送の手段として
考案された用具が近代になってスポーツとして活用されたものです。
スケートは運河が凍るオランダからヨーロッパ各地やアメリカ、カナダに伝わり
フィギュア・スピード・アイスホッケーを生みました。
一方スキーは北欧(ノルウェー、スウェーデン)で距離とジャンプのノルディック種目が始まり
少し遅れてフランスをはじめアルプスを抱えた中欧各地で斜面を滑り降りるアルペン種目が発達しました。
ノルディックはドイツ語の『北』から、アルペンはフランス語の『アルプスの』から生まれた言葉です。
日本が冬のオリンピックに初めて参加したのは、1928(昭和3)年の第2回冬季オリンピック(スイス/サンモリッツ)の時で
選手はスキーのノルディック種目の6人だけ。
これに監督が1人ついて、計7人という小編成のチームでした。
今ではたくさんの種目に多くの日本代表の選手が参加しており、メダル争いをしています。
ひとりひとりの選手が悔いのないパフォーマンスができるよう、応援したいですね。